Linux によるポケコン・プログラムの送受信（動作未確認）


【ポケコンとパソコン間の送受信】C-kermit Linux


1.通信条件の設定

【パソコン】

1.    Linux の 通信プログラム C-kermit を起動します。
　　　日本語端末Kterm から # kermit で起動できます。

      日本語端末 Kterm のコンソールから
　　　# kermit と入力してください。
　　　（いろいろと調べてみると root でおこなう）

2.   (/home/・・・/)C-kermit>
　　 
　　　のような C-kermit のプロンプトになるので C-kermit のコマンドを入力する。

3.    C-kermit>SET CARRIER-WATCH OFF

      C-kermit>SET LINE /dev/ttyS0
　　　　 接続するデバイスを設定( Windows での COM1 は /dev/ttyS0 と指定する） 
　　　C-kermit>SET FILE TYPE TEXT
　　　　 送・受信するファイル・タイプの設定

4.   上記に続けて「ポートの設定」をしてください。

                　　CASIO FX-603P の場合

      C-kermit>SET SPEED 4800
      C-kermit>SET TERMINAL BYTESIZE 7
      C-kermit>SET PARITY EVEN
      C-kermit>SET STOP-BITS 2
      C-kermit>SET FLOW XON/XOFF

               　　SHARP PC-E500 の場合

      C-kermit>SET SPEED 1200
      C-kermit>SET TERMINAL BYTESIZE 8
      C-kermit>SET PARITY NONE
      C-kermit>SET STOP-BITS 1
      C-kermit>SET FLOW XON/XOFF

5.　　以上の C-kermit の設定を一覧するのに

　　　C-kermit>SHOW TERMINAL

　　　を実行すると設定情況が一覧できます。




【FX-603P】

POKE 命令を使用して通信条件を設定します。
以下の操作のうち、2.は特に慎重に行ってください
操作を誤るとメモリー破壊を起こすことがあります。

1.  MODE -> - -> SHIFT -> BIN(LOG)の順に押します。
                       ↑
       注）これは - (マイナス)の記号を入力

2.  10100010 -> 2ndF -> POKE(GOTO) -> 0892 の順に押します。

3.  MODE -> 1 の順に押します。


パソコンから FX-603P へのプログラム送信

受信側(FX-603P)の準備をする。

1.    MODE -> X の順に押します。

2.    SHIFT -> RSLOAD(FST) -> SHIFT -> EXE の順に押します。

( 終了後：FX-603P の画面が受信直前の状態に戻ったら、MODE -> 1 の順に押します。）

送信する（パソコン）

1.    日本語漢字Kterm のコンソールから
　　　
　　　C-kermit>SEND filename
　　　　　　　送信の場合

　　　ファイルを指定して SEND コマンドを実行する。
 　　 （受信は RECEIVE コマンド）
　　　（接続は CONNECT コマンド）

2.　　FX-603P の画面が受信直前の状態に戻ったら終です。
 .kermrcの設定

ホームディレクトリに.kermrcファイルを用意.

.kermrcの内容（ SHARP PC-E500 の場合 ）
#-------------------#
SET LINE /dev/ttyS0
SET FILE TYPE TEXT
SET SPEED 1200
SET TERMINAL BYTESIZE 8
SET PARITY NONE
SET STOP-BITS 1
SET FLOW XON/XOFF
SET CARRIER-WATCH OFF
#-------------------#
昔は、/dev/cua0だったとのこと。

注）Linux の場合は、上記方法ではプログラムの転送に成功しておりません。2005.3.25
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